子どもがいるファミリーキャンプや大勢で行くグループキャンプのとき、お米をたくさん炊くのに便利なのが、3合炊飯ができるダイソーのラージメスティンです。
でも、3合炊くとなる水の量も多くなるので、こんな疑問が出てきます。
- 固形燃料は1個で足りる?
- 固形燃料を2個にするなら、ポケットストーブは?
- 固形燃料を2個にするなら、炊飯時間はどうなる?
この記事では、こんな疑問に答え、美味しくできる3合炊飯の方法を紹介したいと思います。
始めに、ラージメスティンで3合炊飯する方法をまとめた図解をご紹介します。
スクショに撮って、キャンプ場などでご利用ください。

文書や図解だけでは分かりにくい方に向けて、動画も撮影しています。
全体の雰囲気が分かると思います。
それでは、ダイソーラージメスティンを使って3合炊飯する方法を紹介します。
手順は以下の4ステップです。
米を研ぎ(無洗米はそのまま)、目盛り通りに水を入れ、30~60分ほど給水させる
ポケットストーブ2個に固形燃料(25g)2個をセットして着火する。
20分経ったら、固形燃料が燃えていても火からおろす
軍手や革手袋を着用し、蓋をしっかり押さえながらひっくり返す。
タオルなどにくるみ、15分ほど蒸らす。
これで、ラージメスティンを使った美味しい3合炊飯ができます。
(米の種類や水加減・火加減によって、うまく炊けない場合もあります)。
それでは、3合炊飯について、もう少し詳しく説明していきます。
以下の道具をご用意ください。
ダイソーのラージメスティンを使って3合炊飯をする場合、固形燃料とポケットストーブは2個ずつ用意します(理由は後述)。
また、キャンプ場で炊飯をするときは、風の影響を受けやすいですので、風防・風よけをご用意ください。
吹きこぼれでテーブルが汚れるのは嫌な方は、ポケットストーブの下に敷くトレイなどをご利用ください。
3合炊飯の場合、固形燃料を2個使うと美味しくお米が炊けます。
ダイソーラージメスティンの説明書きにも、そのように記されています。

実際に1個と2個で試し炊きをした動画がこちらです。
結論を言いますと、1個でも炊けないことはありませんでしたが、やはり火力不足で芯が残り、美味しくありませんでした。
2個使うと、水がしっかり沸騰し、芯まで火が通るので美味しく炊き上げることができます。
3合炊飯をするとき、固形燃料は2個使いますので、ポケットストーブも2個あると便利です。
熱源同士を離すことで、火力が一箇所に集中することを避けられ、炊きムラを少なくすることができるからです。
その際、大切なのは同じ高さのポケットストーブを並べるということです。
その点、ダイソーで販売されている2種類のポケットストーブは、幅サイズは違えど、高さは同じですので、3合炊飯に向いています。

もちろん、1個のポケットストーブに2個の固形燃料を並べることもできます。
下の画像のようにダイソーの1合用メスティンにスタッキングできる「ポケットストーブ」にもぎりぎり2個並べることができました。

荷物を減らしたい方や、ポケットストーブが1個しかない方は、これでもご飯は炊けますので、ご安心ください。
これらの点は、冒頭で紹介した動画にまとめていますので、お時間のある方はご覧ください。
炊飯時間についてですが、固形燃料25gを使用するなら、通常は燃え尽きるまでほったらかしにします。
しかし、ダイソーの固形燃料は表記されている燃焼時間(20~23分)よりよく燃える印象です。
加えて、3合炊飯の場合、固形燃料を2個使用しますので、いつもより火力が強いです。
2個が25分〜30分も燃え続けると、お米が硬くなってしまいます。
それで、固形燃料を2個使用するなら、燃焼時間は20分くらいにし、固形燃料が消えていなくても火からおろすと美味しくお米が炊けます。
20分というのは、だいたいお湯が沸騰して蒸気が噴き出してから、10分後を目安としています。
ダイソーラージメスティンを使い、固形燃料以外の方法で炊飯するやり方です。
- コンロやバーナーにメスティンをセットし、強火で加熱
- 湯気がたち吹きこぼれが始まったら、弱火にして10分ほど火にかける
- チリチリと音がしてきたら火を消し、軍手や革手袋を着用し、蓋をしっかり押さえながらひっくり返す
- タオルなどにくるみ、15分ほど蒸らす
ダイソーからは3合炊きできるラージメスティン以外にも、以下のようなタイプのメスティンが販売されています。
それらメスティンでいわゆる通常の炊飯をされたい方は、【全4種】ダイソーメスティンの炊飯方法(固形燃料)|保存版をご覧ください。

以上、ダイソーラージメスティンを使って3合炊飯する方法でした。
ポイントは次の2つになります。
- ポケットストーブを2個使うことで、1箇所に火力が集中することを避けられ、炊きムラを防げる
- ダイソーの固形燃料(25g)は長く燃える可能性があるので、20〜23分くらいで火から下ろすと、良い炊き具合になる
ファミリーキャンプやグループキャンプで、たくさんのお米を炊くときに、ぜひお試しください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。